2010年5月27日木曜日

桂小金治アフタヌーンショー

桂小金治アフタヌーンショー

キャスターの変遷は
初 代:榎本猛(当時NETアナウンサー) 1965年4月5日~1966年1月28日
2代目:桂小金治 1966年1月31日~1973年8月3日
3代目:山田吾一 1973年8月6日~11月
4代目:馬場雅夫(当時NETアナウンサー) 1973年11月>~1974年3月1日 
5代目:川崎敬三 1974年3月4日~1985年10月18日

『アフタヌーンショー』の後を受けて、川崎敬三さんで『新・アフタヌーンショー』というのもあったそうです。エルヴィス・プレスリー他界の速報は川崎敬三さんのときにやったことになりますね。記憶されていますか?

 さて、1966年1月31日から登場した桂小金治さんですが、ボクは松竹映画で見たことがあります。時代劇ですが、当時東映の看板スター中村錦之助さんとプライベートで親しくされていたように記憶しています。情報源は多分「平凡」とか「明星」とかです。いろいろワイドショーがあったと思いますが、「桂小金治アフタヌーンショー」が記憶にあるのは、見ていたからではなく、泣く、怒る・・・感情を率直に態度で表現するキャスターとして有名だったからです。

 2010年のいま、人も、事件も、政治も、報道も随分と感情的な時代です。いい意味ではありません。気持ち悪い時代です。小泉元総理の人気も手伝ってか、激しく訴求する政治家が増えていますが、劇画的で幼稚さを感じます。事件もそうです。桂小金治さんが感情的な表現をするといっても質が違う。

 古い映画。原節子さんとか、佐田啓二さんとかが出演している映画を見ていると、30代でも大人でしょう。いつから幼く見えるようにするのが主流になったのか。感情の扱い方が若く見えることと比例しているのは不相当です。アフターヌーンが似合う大人がすてきです。

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